刺身の語源を皆さんご存知でしょうか?考えたことも無いですよね?
今日、ふと刺身のことを考えていて「刺身」って文字の通りなら刺してなくて切ってるんじゃ?と考えて興味が沸いてきました。
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刺身の語源
「切り身」ではなく「刺身」と呼ばれるようになった由来は、切り身にしてしまうと魚の種類が分からなくなるので、その魚の「尾鰭」を切り身に刺して示したことからであるという。一説には、「切る」を忌詞(いみことば)として避けて「刺す」を使ったためともいわれる。
引用wikipedia
簡単に説明すると、刺身の種類が分からなくなってしまうので「尾鰭(おひれ)」を盛りに刺して種類を分かるようにしたという説
「切る」という言葉が縁起が悪いので「刺す」にしたという説があるようです。
つまり、「マグロの切身」では縁起が悪いので、「マグロの刺身」と呼ばれるようになったというわけです。そういう経緯で今の「刺身」になったんです。
大葉の役割
刺身には「大葉」が添えられている場合が多いですが。この大葉にはちゃんと役割があるのです。
食欲促進とか、口直しなんて言われていますが違います。大場の役割は「殺菌」です。確かに口の中の味を消すのには有効でしょう。
だけど「大葉」の一番の役割は「殺菌」」です。生ものには「菌」が発生する場合もありますが、大葉が殺菌してくれます。
大根(ツマ)の役割
刺身に添えられている「大根」、これは一般的に「ツマ」と呼ばれています。この大根にも役割があるのです。
大根も大葉と同じく「口直し」に最適です。さらには、消化を助ける効果があります。
僕らが当たり前のように食べている刺身にはこんな秘密があった
見た目だけの問題では無く、刺身を食べる際に美味しさを引き立てようと「大根」で口直しをします。
さらに消化を助けるので、お腹にも優しい。さらには生ものには「菌」が発生する場合もあるので、「大葉」で殺菌します。
美味しく食べる為に「口直し」に大根、生ものによる食中毒を防ぐ為に「大葉」、正に三位一体の形で「刺身」という食べ方になっているのです。
そこに「ピリッと」したワサビを加える事で、美味しい「刺身」が完成するんです^^
この記事のまとめ
何気なく販売されている「刺身」にはこんな秘密があったのです。
魚を食べる為に先祖の方々は考えて作っているのでしょう。今ほど、「医療」が発達していないので、殺菌を考えた作りになっています。