今日は「ウチワエビ」の刺身、そしてさばき方について書いてみようと思います。
目にする機会は多いかも知れませんが、家庭での食べ方としては主に加熱調理になるのでしょう。
そういう理由から刺身食べるなんて思い浮かばない方も多いのではないでしょうか?
実は普通の一般家庭にもある道具で、ウチワエビの刺身は簡単に作ることができます。
クリックすると見たい項目に行きます
ウチワエビ
値段はエビの中でも上位にランクイン
エビの中で高級品といえば伊勢えびの名前があがるでしょうが、ウチワエビも負けないくらい(言い過ぎかなw)高級なエビ。
私の地元の価格になりますが
- 伊勢えび=3000円~7000円
- ウチワエビ=1500円~3500円
こんなところでしょうか。ちなみにこれは大きさ・需要によって価格が変動するので、高くなることも安くなることもあります。
でもまぁ、大体が↑のキロ単価に収まりますね。
一匹の値段に直すと約450円~600円くらいかな
上で述べた単価は市場での価格なので、小売店で販売される値段はさらに高くなります。
小売店で見かける150gほどのウチワエビで、お店によっての違いもあるでしょうが450円~600円くらいになるでしょう。
大きなものになるとさらに高くなります。私が見る限りではグラム単価298円~380円くらいですね。
ウチワエビの食べ方
エビで思いつく限りの全ての調理法で美味しく食べることが可能。そう、エビチリやエビマヨでも構いません。何とも贅沢ですがね。
- 刺身・寿司
- 塩焼き、フライ
- ボイル・味噌汁
主な調理法はこんなところ。中でもお勧めしたいのは、刺身、塩焼き、ボイル、みそ汁でしょうか。はい。
家庭でする調理法としては、やはり王道のみそ汁、ボイルが多いでしょうね。明日からレパートリーを増やしましょう。簡単にできるので。
ウチワエビの刺身 さばき方
それでは今日の本題、ウチワエビを刺身にする場合のさばき方を丁寧に解説していきます。
最初は難しいかも知れませんが、慣れると超簡単。
頭から胴体を切り離す
最初の作業は頭と胴体を切りはなす作業になります。
胴体と頭のつなぎ目に包丁を入れて切り離していきましょう。つなぎ目は↓
表と裏のつなぎ目に包丁を入れて離していきます。順番としては裏からでも表からでも構いませんので、やりやすい方からでOK。
それでは包丁を入れていきましょう。
取りやすいようにしっかりと切り込みましょう。ぐるっと半周するように。これで引っ張ってもいいのですが、腹の方からも切り込みを入れておくと身が綺麗に離れます。
ここまですると引っ張ると簡単に抜けます。
これで胴体と頭が離れました。
スポンサーリンク
頭だけでもダシが出るので2つに割ってしまおう
刺身にする場合は胴体がメインになるのですが、頭だけでもダシはでるのでみそ汁にすると美味。
使う場合は2つに割ってしまいましょう。
決して安い買い物ではないので、使える部分は使ってしまいましょう。
捨てるなんてもったいない。おいちゃん悲しいわ。
胴体から身を取り出す作業
さて、ここからが肝心な作業です。頭と離した胴体から身を取り出します。
これですね。なんだか難しそうですが家庭にある道具で簡単にできます。そのアイテムとは
![]() |
パール金属 シンプルベーシック キッチン バサミ C-8901 新品価格 |
これです。包丁でもできますがハサミの方が簡単にできるのでお勧め。
胴体の両端をハサミで切り落とす
下の画像のようにハサミでチョキチョキやってしまいましょう。
切り落とすと↓の画像のようになるはず。
これで下準備は完了。ここから上の殻をむいて身を取り出します。ちなみに包丁で切り落とす場合でも同じように切り込みを↓
殻をはぐ
ハサミ(包丁)で切り込みを入れた後に殻をはぎます。
これはもう、普通にはぐことができるのでめくってしまうだけ。簡単ですね。
上の方の殻は外れました。続いて反対側の殻を。反対側はスプーンなどで外すと簡単にできます。
はい、これで身を取り出すことができました。後は好みの大きさに切れば完成です。
歩留まりは悪いので食べられる部分は少なくなってしまいますが、非常に美味なので一度はお試し下され。それでは。