シメサバ好きですか?
スーパーのさかな屋さんでもシメサバは儲かる商品ですが、販売側が儲かる商品こそコストが下げられます。
この記事はシメサバマニアの方にお届けします。この記事を読んで得する人は
- 酒のつまみにはシメサバ一択だろっ!って人
- シメサバ大好きなんだけど量の割には価格が…という人
- 好きなときにシメサバが食べれたら幸せ..なんて人
- シメサバ大好きだけどもっと安く食べれないかなぁ..
こんな人にお勧めです。手順は超簡単なのでぜひ活用してください!それでは行ってみましょう!
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自宅で安く、簡単にシメサバを食べる方法
スーパー、魚屋さんで安い丸の状態のサバを見つける
スーパーでも見かけるでしょう。丸の状態でパックされた、もしくは対面販売されている丸の状態のサバを。
そのサバを探す旅に出かけましょう。サバをたずねて三千里。
さばが見つけることが出来たら、以下の4つの選ぶポイントを参考にしてサバを選んでください。美味しいシメサバを作るには素材が命。
- お腹が柔らかくなくしっかりしているか
- 長さがあっても細いとダメ。丸々太っているサバ
- ゴマサバでもいいが平サバはないか
- サバの価格
以上の4つのポイントを参考にサバを眺めてください。
まず、魚は全般的にそうですが鮮度が落ちるとお腹が柔らかくなります。お腹がしっかりしていて固い魚の方が鮮度がいいんです。(※一部例外もあります)
さらに丸みを帯びて太っているサバの方が脂があり、シメサバにする場合、もちろん脂が乗ったサバの方が美味しいです。
ゴマサバでもシメサバは作れますが、やっぱり平サバ(真サバ)の方が脂が乗っているし身もしっかりしているのでシメサバに適しているのは真サバだといえます。
なので売り場に「真サバ(平サバ)」がある場合は真サバを選びましょう。
ここまで書いておいてですが、鮮度チェックや魚の太り具合は多少の目利きが出来た方がいいので近くの店員さんに聞くのが早いと思いますw
最後、4のサバの価格について少し解説させていただきます。
自作の方が安く上がるか考える
せっかく1手間かけてシメサバを自作するのですから、普通に切った状態のシメサバを購入するよりコストを抑えたいですよね。
それを比較するには、行きつけのスーパーのシメサバの価格を確認する必要があります。
刺身というのは定番の価格が決められていることがほとんどで、原価が安くても価格は変えないことが多いです。
例えば、私の近所のスーパーのシメサバの刺身は半身分(1匹分ではなく半分)入って、298円~398円となっています。
ということは安い方の価格、298円で計算しても1本は596円になりますよね。
結果として、丸の状態のサバが1本500円以下であれば自作するとコストは下がります。(※調味料が多少必要なので500円以下としています。)
※ここで1つ注意点ですが安いサバを見つけたら1本ではなく何匹か買っておきましょう。理由は後述します。
サバを選ぶことが出来たら
丸くて太ったサバを選ぶことに成功したら、次の手順です。
- 店員さんに調理のサービスを頼む(3枚おろし)
- 複数の場合、別々にパックして貰う
調理サービスは今や、大体のスーパーがしてくれるので気軽に頼みましょう。
複数のサバを購入した場合、必ずパックを別にして貰ってください。これは後ほど冷凍保存したときに別々の方が効率がいいからです。
ここまで終えたら会計を済ませて速やかに帰宅しましょう。鮮度が大事なので間違ってもパチ屋などに寄らないことを強く願います。
帰宅後に冷凍保存しよう!
三枚におろしてもらったサバを冷凍保存します。
調理してもらった生のサバを冷凍保存する理由が、サバに良く見られる寄生虫(アニサキス)対策です。
鮮度の良いサバはハラワタで止まっていることがほとんどですが、日にちが経っていると身の中に入り込みます。これを死滅させるために凍結することを勧めておきます。
凍結時間は48時間、これを怠ることで寄生虫を胃の中に招き入れることになるので要注意。ちなみに招き入れたら軽くのたうちまわります。ははは。
48時間の凍結を終えたら、食べる当日の朝に冷凍から冷蔵に移し解凍します。その後、シメサバを作る作業をすれば完了です。
300円で購入したサバなら1枚(半身)は150円なので、いつでも安くて美味しいシメサバが作れます。
それではシメサバの簡単な作り方を解説してみましょう。
シンプルで簡単なシメサバの作り方
解凍完了後、まずは塩をする
48時間の凍結を終えたら、いつでもシメサバにすることができます。
朝のうちに冷蔵庫に移し解凍(急ぎであればボウルなどに水をためて解凍してもOK)、夕方までには解凍されているので塩をふります。(多めにかけたほうがよい)
塩はこだわりが無ければスーパーに普通に売っている塩で構いません。
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塩をふったら1時間ほど放置しておきましょう。するとサバから水分が出てくると思います。
水分が出てきたらサバについた塩を流水で流し、キッチンペーパーなどで水分を拭き取ります。
ここまで完了したら後は漬け込むだけです。
出し昆布を入れた酢に漬け込む
出来る方はシメサバを漬ける前に準備しておきたいです。
出し昆布からのダシが出るまでに時間が多少かかるので。こちらもこだわりが無ければ、普通の酢でいいしダシ昆布も安いもので良いでしょう。
ミツカンの酢でも構いません。出し昆布のダシが出た酢の中にサバを入れます。
時間ですが好みによって漬け込む時間が変わります。私の場合は1時間。
サバに完全に酢が回ったシメサバが好みなら1時間では物足りないかもしれません。そこは作っていく内に好みの時間を調整してください。
最初は1時間がいいと思います。
酢からあげたらシメサバの完成です。後は好みの大きさに切ってお召し上がり下さい。
※サバの骨は固いので抜いたほうがいいです。
シメサバは色んな作り方があり十人十色です。だけど、色んな調味料を使ったシメサバは私は好きではありません。
それはシメサバではなく味付けサバになってしまいます。やっぱり良い素材を使ってシンプルに食べるのがお勧めですねー。
ちなみに最後になりますが、酢は簡単に痛まないので密封状態にして数回使いましょう。
自宅でぜひ美味しいシメサバを召し上がって下さい。