やっと冬っぽい気候になったこの頃、ふと気がつくとブログを始めて1年8ヶ月が経過していました。
ベテラン勢からすると「たかだか1年8ヶ月」と笑われそうですが、飽き性の僕にしては長続きしています。自分でもビックリです。
さて、この1年8ヶ月でブログ界もさまざな変化がありまして、中でもはてなブックマークは大きく変化したように思います。
僕がブログを始めた当初のはてなブックマーク
僕がブログを始めた頃のはてなブックマークといえば、新着エントリーに掲載されるのですらハードルの高いものでした。ハテブの新着エントリー入りの条件は、短時間に3つのハテブが付くこと。
この3つのハテブを獲得するのがハードルの高いものでした。というか、無理でした。
しかし、時代が流れブログ参入者は増え、今では「新着エントリーに載せるのが当たり前」になりつつありますよね。理由はハテブに載ることで、被リンク、アクセスが獲得できるからです。
古くからハテブを使っている古参の方には、受け入れがたい状況になっていることでしょう。これについては運営側も対策をしていますが、監視しきれない現状なのでしょうか。
参考:はてなブックマークヘルプ
ハテブがブログランキングのバナークリックに似てきた
お礼、応援といえばブログランキングを思い出します。
ランキングサイトが指定したバナーを記事に貼り、クリックして貰うとポイントが加算され、上位になれる仕組みのあれです。今ではすっかりオワコン化していますが。。
ランキングサイトでも、お礼ポチ、お礼ブクマ、相互クリックなんてありましたよね。懐かしいです。話が脱線しましたが、ハテブがバナークリックと同じ感覚になってきていると感じます。
これも時代の流れなのでしょうね。コメントにしても、場所がコメント欄からTwitterに変わり、そこからさらにハテブに変わって行ったのでしょう。
使い方については人それぞれでいいと思います
とはいえ、僕は相互ブクマ、お礼ブクマを否定はしません。身内や同期ブログも、ブログを続けていく上でモチベーションを保つ1つの方法だと考えています。
位置づけも「ソーシャルブックマーク」なので、使い方は人それぞれ。それでも古参の否定派からすると、とても面白くないでしょうがね。
はてなブックマークは、オンラインにブックマークを保存・公開することで新しい体験ができる、ソーシャルブックマークです。はてなブックマークを利用すると、インターネットの情報をより深く理解でき、良質なページをより少ない時間で見つけられます。ブックマークすることで、知らないだれかと価値を共有するのは、すばらしいことです!
引用:はてなブックマークとは
さて、前置きがずいぶん長くなってしまいましたが、本題はここからです。これは僕自身も感じた経験がありますが、ブクマを付けてもらうことで多くの人目に触れ、さらにブログ仲間が集まってきます。
仲間の人数が多くなるほどハテブは付きやすくなり、書いた記事がはてなの新着入りする機会も増えていきますよね。アクセス数も伸び、Twitterでの知名度も上がり、ドメインの評価も上がっていく事でしょう。
だけど覚えておきたいことがあります。それは「仲間からの評価=世間の評価」では無いこと。周りから賞賛され、書いた記事が次々にハテブ新着入りし、普通に書いた何でもない雑記ですらバズ状態になってしまう。
つまり、適当に更新した中身のない記事、本来の意図は伝わっていない記事まで拡散されてしまうのです。これは自分にとってプラスにならないかも知れません。
どんな記事を書いてもハテブ新着入りしてしまうことで、「記事の質、文章力が落ちていくこともある」のは覚えていた方がいいでしょう。アクセスが伸びるほど、記事の質が下がるなんて本末転倒ですもんね。
時代が流れると、サービスの既存の概念は変わっていくんですね。少し寂しいです。
それではこの辺で。