地方の「海の近い小さな町」では、本当に美味しい刺身が「格安」で食べれます。
こうやって発言すると、今は流通がいいから、養殖が増えているから、冷凍の技術が向上しているから、鮮度は全国どこでもそんなに変わらない。
こんな発言が飛び出しますが、安心してください絶対にそんなことはありません!
騙されたと思って、地方の”海に面した”小さな町に行って刺身を食べてみてください。地方の小さな町の魚は「水揚げ後の処理」が素晴らしいんです。
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魚は「水揚げ後の処理」で鮮度がまるで違う
ズバリこれです。小さな町の「小さな市場」では水揚げ後の処理が素晴らしい。
あまり知られていませんが、魚は「水揚げ後の処理」が非常に大事なんですよ。例えば「当日釣れた魚だから鮮度は最高だ」という訳ではないんです。
鮮度を維持するための処理をしなければ、魚の劣化は進みます。これは一度、記事にしてるので興味のある方はどうぞ。
参考:釣り人必見!釣った魚を美味しく食べる方法ご存知ですか?
海に面した「小さな町」の魚が美味しい理由は、「取れた後の処理」に秘密があります。
地方市場は漁獲量が少ないので丁寧な処理ができる
例えば10匹のメジナの処理は丁寧にできますが、10トンのメジナの処理は大変ですよね。
こういう理由で、地方市場に出荷される魚は「丁寧」に処理されています。血抜き、〆る作業はもちろん、氷水に漬けるところまで完璧。
少ない漁獲量だからこそ、価値を上げるために丁寧な処理がされています。感動ものですよほんとに。
詳細に説明すると、文字数が何万文字になるかわからないので、この辺にしておきます。本当は定置網についても書きたいんですがねw
大きな都市では「鮮度の良い魚」は非常に高い
人口が多いほど需要が高いので、価格はもちろん高騰します。
さらに、鮮度の良い状態で遠くに運ぶには時間が命です。遠いところなら空輸、近場でも高速、船を使用するのでコストがかかります。
コストがかかるということは、どうなるのか想像するのは容易いですよね?そうです、提供価格が上がります。
都内で「県外の活きアジのにぎり」が、高いのはそういう理由です。こちらで買い付ける価格が安くても、物流の過程で色々なコストが発生してるんですね。
大都市での「鮮度の良い魚」が高い理由はこれ。地方の小さな市場の魚を味わってみてください。
魚は1日寝かせた方が「美味しい」はウソ
「朝どれの新鮮な刺身はおいしい」と発言すると、決まって反論してくる人がいます。
魚は1日寝かせた方がおいしいと。これ、ウソです。正確にいうと「良い魚は1日寝かせて”も”美味しい」です。
鮮度のいい刺身は間違いなく美味しい。これは間違いありませんが、1日寝かせることで違った食感も楽しめます。1日寝かせた方”が”美味しいなんて笑っちゃいますw
どこかで統計でもとったんでしょうかねぇ…。身の硬直していない状態、俗にいう「活魚」の刺身の食感は絶品です!
美味しい刺身が食べたい人は地方にいってみましょう
海の近い小さな町に行ってみましょう。地方の近海の魚は本当に美味しいです。
かなり高い確率でビックリするような刺身に出会えると思います。身の締まっていない「活魚」の刺身を是非、食べてみてください。
満足すること間違いなしです。