スーパーでよく見かけるサバフィーレですが、国内産の物とノルウェー産の物が並んでいます。
この、サバフィーレ海外の物より国内の物を購入する方も多いですが、実はノルウェー産の方がはるかにうまいんです。
理由は脂。塩焼きで食べるのなら圧倒的に「脂」がある方が美味しく食べられます。シンプルな塩焼きで食べて美味しい魚は、どうやって食べても美味しいです。
逆に国内産のサバフィーレは脂が少なく、パサパサ感が強いです。さて、あくまでも僕の考えなのですがノルウェー産のサバは何故、脂が乗るのか考えてみます。
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ノルウェー産のサバフィーレに脂が乗る理由
ノルウェー産のサバは国内産のとは比較にならないほど脂があります。国内産のサバとノルウェー産のサバは何が違うのでしょう?
エサの豊富さ
国内の海に比べ大西洋にエサが豊富な事が1つの理由だと考えます。wikipediaには以下のように書かれています。
大西洋サバ(通称ノルウェーサバ, S. scombrus)は秋が旬である。アイルランド沖で春先に産卵し、孵化した幼魚は餌をとりながらノルウェー南部海域を目指す。ノルウェー南部海域にはルンベと称される浅瀬があり、そこには海草が生い茂り波も静かでプランクトンが豊富である。幼魚時期にそこで成長し、回遊ができる体になってから北上を始める。ノルウェー北部海域にはプランクトンが豊富にある海域があり
wikipedia
ノルウェーの近海にはプランクトン(サバのエサ)が豊富という事が記されています。
魚も人間と同じように食べ物が無い事には大きく(太く)なりません。魚は太れば脂が乗ります。
ノルウェー産のサバは日本国内のサバよりもエサを食べているのです。エサが豊富なことにより、あの丸々したノルウェーサバになっているのでしょう。
水温の違い
ノルウェーは日本と比べ寒い地域です。という事は水温も日本より低いという事。水温が下がると魚は美味しくなるのです。
これも人間と同じで、魚も適度な環境だと食欲が出ます。食欲が出てエサを食べると太るので、脂が乗るんですよ。
食欲が出る水温で、エサが豊富と来れば食べ過ぎちゃう事は間違いないですね。僕も太る自信がありますねー。ノルウェーのサバに脂が乗るのは、こういう条件が重なっているのでしょう。
資源管理の徹底
ノルウェーの業業の形態は正に育てる漁業です。ノルウェーでは資源がしっかりと管理されています。
小さい魚体のサバだろうが取ってお金にする日本とは異なり、小さい魚は逃がすのがノルウェーの漁業です。小さなサバは需要が低く、二束三文の価格に。
しかし、小さいサバは取らなければ「成長」するのは当然です。小さいうちに漁獲して二束三文になるより、成長して品質が上がり価格が上がるときに漁獲したほうが未来につながるでしょう。
その為、大きい、脂の乗ったサバのみ漁獲するので品質の高いサバが多いのです。
まとめ
ノルウェーのサバは、環境が整っている事と、国の政策の賜物なのでしょう。ノルウェーサバは品質も高い商品で、安心して食べる事が出来ます。
国内産のサバよりもはるかに美味しい「ノルウェーさば」、お勧めですね♪
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