魚が減少している現状。鹿屋市の魚市場も水揚げは減少しています。

写真 2015-05-27 16 40 36

僕が水産業界に携わって10数年が経過しました。

僕の地元には「鹿屋市魚市場」があります。地元のさかな市場の過去と現在を比較してみると、魚が並ぶ量は年々減少しています。

原因は色々あるでしょう。世間で騒がれている「乱獲」や漁師そのものが減っているという現状もあります。

スポンサーリンク

魚が減少する理由

ここ数年、地元の市場にも魚がたくさん並ぶ事がなくなりました。

魚の漁獲量は年々減少しています。魚がいないのか?それとも漁師の減少なのか?市場の関係者の方に話を聞いてみました。

魚が少なくなっている

魚が取れない状況にあるようです。漁師さんは確かに減っている現状ですが、その理由は漁師で「飯が食えなくなっている」という状況。

魚が取れなくなったのは何故なのか尋ねてみました。

色んな話を聞いた中で、僕が個人的に一番大きな原因だと感じたのは「乱獲」の話。

漁師はもちろん生活があり、魚が取れないと生活が出来ません。そこで小魚まで取ろうと網の目をどんどん小さくしていったのです。

小魚も需要はあります。僕の地元では「エバジャコ」や「ジンタン」など、から揚げでとても美味しい。漁師は魚を取ってなんぼの職業。

魚が取れないと話にならないんです。そこで少しでも生活の足しにと網の目を小さくして小魚まで取り始めました。

小魚も数年経てば「立派な魚」になります。大きくなる前に漁獲することは漁師が自分の首を絞めることになります。

しかし、減少する漁獲量で「小魚」も水揚げしないと生活できません。そういう理由により「乱獲」が始まるのです。

漁師の数が減少

漁師の数も減少しています。漁師が減る事により必然的に「漁獲量」も減ります。

漁師の数が減少している原因は、僕個人の考えですが漁師という職業が食べていけない事にあると考えています。

当然ですがこれから先食べていけない職業を、子供や孫に勧める親はいません。漁師は「後継者問題」が世間で騒がれていますが、現在漁師はわが子を跡継ぎさせたいと思っているのでしょうか?

答えはNO。実際に僕の地元の漁師さんも「漁業権」をライバルに売っています。跡継ぎはいるのですが「跡継ぎさせたくない」という思いから、自分の引退と同時に廃業にする方が多いようです。

魚の減少を防ぐには「今」から育てる漁業を

日本の漁業のシステムも変化を求められるときなのでしょう。

これ以上、魚の減少が進めば家庭の食卓に魚が並ばなくなる日も近いです。それを防ぐ為には今から「育てる漁業」に変化する必要があります。

自分達の子孫の未来を見据えて、目先だけの利益に拘らずに水揚げする事が大事になります。

多くの漁師は気付いている事でしょうが、現在は出来ないのが現状。出来ない理由は、1社だけ育てる漁業をしても意味が無いんです。

これは地域、国で考える問題で、皆が平等に「育てる漁業」に切り替えられるようにする必要があります。

これからの僕らの食卓から魚を消さない為にも「改革」が必要な時期が来てるのでしょう。

こちらの記事もあわせてどうぞ!
便利アイテムまとめ

魚が減少している現状。鹿屋市の魚市場も水揚げは減少しています。
この記事をお届けした
0822の奇跡の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする