小売業で「前年売り上げを追う」ってギャグになってきましたよね。

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人口は減り続け、高齢化は進み、客数は減少していく一方で、「前年売り上げを追う」というのがギャグになりつつあります。

これからは「昨年売り上げ」には届かない前提の計画が必要でしょう。現実をしっかりと直視しましょう!

上の記事でも書いていますが、販売方法を変えないことには、売り上げが減少していくのは時代の流れなんです。

その悪循環の実例を1つ。

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売れない状況で「前年売り上げ」を追わせる

知人の会社での実例です。

昨年売り上げに今年は全くとどかない状況。それでも会社は「昨対比100%必達」と指示を出します。企業として、この指示が当たり前なのは分かるんです。

この指示を受けた知人がたたき出した数字がこちらです。(昨年の数字も同じ知人が作ったものです)

昨年 今期
売り上げ 850万 765万
利益率 29% 21%
利益額 246万 160万

単純に見ても成績が落ちてるのは分かりますよね?ここまで極端になるのは、数字管理している人にも問題はありそうですがね….。

ただ、無理して「売り上げ」を追うことは悪循環になります。売り上げを上げるために「過剰仕入れ」になり、値引きや廃棄ロスが増えます。

結果として、売り上げに届かないだけでなく利益にまで影響するんです。なぜ、こんな状態になってしまうのでしょう?

会社の予算を組む人間が「時代についていけてないから」

時代の流れを読まずに、前年の売り上げを無理に追わせてしまった結果です。

現代は好景気で、お客がお金を気にせず、消費する時代ではありません。財布のヒモを固く締め、無駄なものは買わない時代になりました

お客も時代に合わせて変化しているんです。その変化に、会社側がついていけてない事例がこれから多くなるでしょう

特に良い時代に商売を始めて、何となく経営していたら、いつの間にか大きくなった企業が

会社の予算は「現実を見て」組まないと意味がないんです。昨対比の100%以上で組むのが正解ではなくなりました。

今の会社に何が必要なのか、今後どんなことが予想されるのかを考えて、会社の方向性を決めましょう。そこを判断するのが役員の仕事です。

「今」のこと「未来」のことを考えよう

現時点での問題点を考えるのは大事ですが、同じくらい大事なのが「予測」です。

この「予測」ができないと残念ながらビジネスは成功しません。これから会社はどうなっていくのか?今後、業界はどんな流れになるのか?

この辺も考えていく必要があります。先読みする場合は「リスク」は当然ついてきますがね。

ながくなりそうなのでこの辺で。

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