漁師が減少する本当の理由とこれからの漁業の未来を予想してみる

a0016_000349

漁師が減少を続ける本当の理由は、食べていけないからです。

つまり今の漁師達には「未来」がありません。漁師は跡継ぎがいないと騒がれていますが、なぜ跡継ぎがいないか考えたことありますか?

それは、食べていくのが難しいからです。

スポンサーリンク

漁師が減少する理由

漁師が減少するのは当然で、これから先食べていくのが難しいんですよね。自分の子供に跡継ぎを勧められない現状です。

それでは漁師が「儲からない」職業になってしまった原因を考えてみましょう。

現代は「天然物」の魚は無くても困らない

天然物の魚がなくても良い時代になりました。

昔は”大衆魚”と呼ばれたアジ、サバなどの需要が低下しているんです。あなたの好きな魚を考えると答えは出るでしょう。

寿司ネタで考えてみましょう。僕の職業は「さかな屋」ですが、寿司の販売もしています。子供に人気のネタは以下。

  1. 王道のマグロ
  2. サーモン
  3. エビマヨ、たまごマヨ
  4. いくら

こんなところでしょうか。これらの寿司ネタはほとんど国外の魚メインで、養殖が主になっています。

需要の高い魚が養殖物や国外の魚にシフトすることで、天然の魚はなくても良い魚になっています。

魚を「丸」の状態で購入する時代のおわり

a0002_010960

主婦の多くが魚をさばける時代は終わりました。

さらに、現代の主婦は時間がありません。丸の状態の魚を購入し、自宅で調理する時代は終わったんです。

さかな屋の僕だって魚の調理はめんどいです。それなのに主婦が帰宅後、調理なんかするわけないですよね。

だけらこそ、サービスの提供が必要なんです。丸の状態で魚を販売する時代は終わりました。間違いありません。

魚が食べたい人も食べられない現実

魚は肉に比べると「割高」になります。水産庁のデータを参照してみましょう。

f_057

肉と魚の摂取量が逆転しています。この背景には魚の価格の高騰があります。

魚は割高な上に、ゴミが出る、骨がある、調理の手間がいりますよね。共働きが増え、時間がない主婦が多くなり、帰宅後は簡単な食材で済ませたい。こう思うのは当然ですね。

そんな背景で魚から肉にシフトしています。魚から離れているのではなく、魚が食べにくくなっているんです

割高な上に手間がかかる、ゴミが出るし骨がある。これらが「魚離れ」を加速させています。

魚の方が体にいいことは分かっていますが、肉くにシフトしてしまうのは必然なんです。それは時代の流れでしょう。

国内の魚の需要の低下

上述しましたが、国内産の魚の需要が低下しています。

あなたはすし屋さんで好きなネタはなんでしょう?今、人気のネタはサーモン、ブリ、マグロ、エビなどです。

国内のサーモンのほとんどが「チリ産」で、国内のサーモンは見かけません。あなたがすし屋さんで食べているサーモンは「チリ産」なんです。

人気のエビも国内のエビではなく、タイやインド、マレーシアのエビがほとんどでしょう。国内の魚は上位にいません。

マグロにしても同じで、台湾、韓国が主になっています。輸入した魚が人気の魚になっているため、天然物の魚の需要はさらに低下します。

さらに追い討ちをかけるように天然の魚が需要がなくなる要素があります。

養殖魚の急増

サーモン、マグロ、ブリ、エビ、これらは養殖です。

もちろん天然のものもありますが、一般的に出回る回転寿司などではコストが合いません。

養殖の魚が安く出回ることにより、天然の魚の需要が減るばかりではなく、価格も低下します。当たり前ですね。

需要の高い養殖の魚があるのですから、需要の少ない天然の魚を無理して買わなくてもいいですもんね。

こういう事情により、天然の魚は需要が減少しています。

漁師はこれからも減少を続ける

漁師はこれからも減少を続けるでしょう。

養殖の拡大、国外産の輸入の増大で、漁師はこの先衰退していく一方でしょう。

さて、日本は海に囲まれた水産資源に恵まれた国といえます。しかし、現在はどうでしょうか?

資源は有限ということに気付きながら乱獲を続け、今では水産資源が少なくなりました。

漁師は自分で自分の首をしめたと言えるでしょう。これを防ぐには未来ある漁業のやり方を今一度、考える必要があるかも知れませんね。

こちらの記事もあわせてどうぞ!
便利アイテムまとめ

漁師が減少する本当の理由とこれからの漁業の未来を予想してみる
この記事をお届けした
0822の奇跡の最新ニュース情報を、
いいねしてチェックしよう!
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする