1個100円の塩辛を買い続けるおじいちゃんが大きなビジネスにつながったという話

a1130_000521

どんなお客でも「同じような接客をする姿勢」を忘れてはいけません。それが後に大きなビジネスにつながることも。

僕の接客は自分で言うのもアレですが「プロの領域」。スマイル0円でやってますが、僕が意識していることは「100円のお客」にも「1万円のお客」のつもりで接すること。

そうなんですよー。プロなんです僕。

どんなお客にも「本気の接客」をすることは、リピートにつながり、後々大きなビジネスになる場合があります。

スポンサーリンク

毎日塩辛1個(100円)のお客と1万円の居酒屋

さかな屋になって3年目くらいだったでしょうか。

常連客で笑うとえくぼが印象的な、背の低いおじいちゃん。おじいちゃんは毎日、塩辛(100円)を買いに来る常連客。

「この塩辛がご飯に1番合うんだよ!」

一日も欠かさず100円の塩辛を買いに来る常連客で、他の商品はまったく買いません。

常連にはもう1人、毎日1万円以上の買い物をする居酒屋さん。

このおじいちゃんが後に、大きなビジネスをもち掛けてくるなんて思いもしませんでした。

1ケース30個入りの塩辛がいつも29個入りだった理由

おじいちゃんが買いに来る塩辛は1ケースに30個入り。

割と人気のあった塩辛で、居酒屋さんも毎日1ケースづつ仕入れていたのです。ある日の出来事

「あれ?この塩辛は30個入りなのに何でいつも29個しか入ってないの?」

居酒屋さんに聞かれたので、常連のおじいちゃんの事を話すと

「そんな100円のお客と俺とどっちが大事なんだよ笑 だけど1人のお客を大事にするのは大切なことだぞ!」

と笑われた記憶があります。

もし、この時、居酒屋さんを優先して30個の塩辛を渡していたら、後の大きなビジネスは無かったでしょう。

金額の大小ではなく「1人のお客」として接客をすることの大事さを学びました。

品薄になる1個100円の塩辛

塩辛は人気の商品だったのでしょう、品薄状態で入荷が困難になってきました。

30個入りの塩辛は10個、5個しか入荷しない状況になり、居酒屋さんは「全部くれ!」と言います。

だけど、おじいちゃんは日課の塩辛を毎日買いに来て、「明日も買いに来るからねー」と笑顔で帰っていきます。

当時の上司は「居酒屋さんに全部渡しなさい」との指示。僕は猛烈に反対、必ず1個はおじいちゃん用に保管していました。

そして、ついに上司がおじいちゃんに「この塩辛は今後入る予定がないので入荷の期待はしないで下さい」と伝えました。

そこからも上司の目を盗み、僕は1個の塩辛を売り続けたんです。いやぁ、正直な好青年だったんですよね。ぼく。

おじいちゃんには状況を説明し、上司に見つかるとマズイことは伝えました。上司が同じ販売所に常駐していないのが幸いでした。

実はおじいちゃんは物凄い権力者だった

詳細を書くとばれるので書けませんが、おじいちゃん凄い権力者でした。

社長からの突然の僕への電話、本部の応接室まで今すぐ来いとのこと。

ドキドキしながら応接室へ入ってビックリです。普段とは違うスーツを着てビシッとしたおじいちゃんが。

「おお!いつもありがとうね!いやー、良い従業員を持ってますね社長さん。だからこそお宅に言い話をもってきたんですよ。」

そこから物凄い金額のビジネスに発展していきました。弁当の注文数は半端じゃないほどの数、刺身の盛り合わせ、他にも沢山の注文をいただきました。

この件で僕は特別な手当てをもらったことは誰にも言ってません笑

僕は会社を去りましたが、今では会社を支えるほどの商売相手になっているようです。

利益金額や売り上げ金額で接客姿勢をかえてはいけない

お客は親切にしてもらった恩は忘れません。

同じく、雑にされたことも忘れません。まれに接客するにも値しないお客もいますが、初見のお客さんは大事に接客することで、大きなビジネスにつながることもあります。

1円でも100円でも、1人のお客です。プロの姿勢を見せることを心がけましょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク