経営コンサルタントのメリット、デメリット。僕の体験から感じた事

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体験を元に書いていきます。

僕が過去に勤めていた企業に「経営コンサルタント」が介入してきたんですよ。当時、無知な僕はコンサルタントがどういうものかも知らなかった訳ですが、セミナーを受けて「すげえ!」なんて思ったのを覚えています。

それまで「当たり前」だと思っていた考えを、壇上でガンガン否定していくコンサルタントの先生。素直に勉強になった面があり、先生の話に聞き入っていました。

当時、生鮮に携わっていた僕らに「これから企業を引っ張っていくのは消耗頻度の高い生鮮だ!」とか、「今までのその考えは間違っている!」的な事を言う訳ですよ。お決まりのね。

そして当然のように今までの上役達はこぞって「反発」するわけです。これに関してはコンサルタントからすれば、完全に想定内なのでしょう。

反発の内容は「情報が古い」だとか、「販売の理論の文をそのまま読んでいるだけ」だとか。

本に載っている事を読み上げただけでも、「社員達は勉強になった」という事実は否定で出来ないんですよね。だって、今まで上役達はそれすら出来ていなかった訳ですから。

そこから先のセミナーも「当たり前の事」をずっと演説したのですが、その「当たり前」の事を知らない社員は当時、多かったです。

例えば「商品の売り上げとフェイスは比例する」だとか、「売り上げより仕入れが先行すると利益が下がる」、「商品の巻き直しはダメよ!」だとか。こんな当たり前の事ですら、知らない人間が多かった企業だからコンサルタントも大活躍!

丁度、企業が右肩上がりに伸びている状況だったので、それが追い風になり企業内では「社長」が一目置くほどになってしまったんです。

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僕は「経営コンサルタント」の介入は否定派では無いのです。理由は、確かに僕ら社員が知らなかった「販売の基本」や、「当たり前の事」は勉強になりました。

本当に「当たり前の事」なのですが、その当たり前を教えてくれた事には感謝しましたねー。もっと言うなら役員達からの、理不尽な言動からも守ってもらえました。

コンサルタントが介入するまでは、役員が鮮魚に来てゴミ箱を漁るんですよw調理した魚の頭(アジ、サバ等)を見て、「ミキサーにかけてふりかけにすれば利益が上がるだろう?何故しない?」だとか普通にありましたよ…。

コンサルタントが介入してからは無くなりましたがね。そういう「常識」を学ぶ事、さらに企業以外の知識を取り入れる意味では、コンサルタントは「かなり効果がある」でしょう。

だけど数年後から状況は変わってくるんです。上述したように「社長」が信者のようになり「コンサルタントの言う事は神の言葉だと思え!」という状況に。

そこからは地獄です。コンサルタントに気に入られなければ左遷、降格、さらには「イジメ」のような状況にまでなりました。

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コンサルタントが社長の次に権力あるので、誰も逆らえなかったんですよ。狂ってたんでしょうね。人事、給料までコンサルタントが権限を持ち、企業をほぼ私物化している状況でした。

コンサルタントのデメリットは長く介入すればするほど、企業の内情も把握されてしまいます。その情報をネタに社長は脅されていたようですw

さらに、企業の「経営理念」が失われます。コンサルタントによって違うのでしょうが、僕が体験したコンサルタントの介入では失われていました。

体験から感じたコンサルタントのメリットは

・企業に当たり前を教えてくれる
・企業の昔ながらの「当たり前」を改革してくれる
・企業外の知識が取り入れられる

デメリットは

・内情を知られすぎる
・力を付け過ぎると経営方針自体が変わってしまう
・社員達との摩擦が生まれる

以上が僕の体験談から感じた事です。

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